死ぬ前に書きやがれ

27歳一般OLが書きたいことを書くブログ

2018/10/28 ナードマグネット「だいだっそうツアー」@梅田Banana Hall


NEW SINGLE『FREAKS & GEEKS / THE GREAT ESCAPE』発売記念で、9月からツアーを回っていたナードマグネット。
そのファイナルであり、かつワンマンライブが、大阪・梅田Banana Hallで開催された。

開催5日前には、よしもとの漫才コンビスーパーマラドーナがゲスト出演することも発表された。
かねてからVo/Gt.須田と、スーパーマラドーナ・田中の顔が似ていると言われており、スーパーマラドーナM-1グランプリに出場した際には「須田さん、M-1出てる…?」とSNSが話題騒然だった程。
そのスペシャルな組み合わせにも期待が高まり、チケットはソールドアウト。会場には沢山の人が集った。



須田「みんなが思ってることは分かる。いつ出てくんねんやろ?て思ってるよな。スペシャルゲスト発表して、取り置き50枚ぐらい増えるのなんやねん!
とりあえず俺らのワンマンやから一旦忘れてくれ!大阪のパワーポップ代表、ナードマグネットです!」

そんな雄叫びを皮切りに、ライブがスタート。

『ばくだんベビー』から始まり、Ba.前川のイントロソロが心地よい『C.S.L』、手拍子で会場中の息が揃った『(Let Me Be)Your Song』など、新旧問わず、立て続けに6曲が披露される。
Dr.秀村は早くも顔を真っ赤にして汗だくだった。

何年か前に好きになった曲、最近好きになった曲。幅広く、出し惜しみなく、好きな曲がこれでもかと言わんばかりに続く。ああ、ナードのワンマンなんだな、となんだかとても嬉しくなった。



ファイナル・ワンマンということで、OPのVTRもこれまでのツアーを振り返る写真で構成された物に。
しかし今回のツアーは台風の影響で、9/30の名古屋公演が延期となった。想いだけでも共に、と関連するTシャツを着る須田さん。(何のTシャツかは聞き取れずでした…)


須田「普段は自分たちのグッズはライブで身につけないんだけどね。街中で“あ、ナードのグッズや!顔見たら本人や!”てなるやん?なので普段は寝巻きにしています」

「火事で助けられた時も、自分らのグッズのTシャツ着てたな」とGt.藤井がかつて自宅が放火被害に遭い、窓から救出される映像が全国ニュースで流れた須田の事件を取り上げる場面も。
あのニュースで大体自宅の位置特定できただろうに、変なストーカーも生まれず、本当にいいお客さん達だ、と須田。


振り返ると日曜の公演が多いツアーだった。
明日も何食わぬ顔して会社に行きます。
今日スカスカだったら明日、体調悪いと言って会社を休むところだった。ソールドアウトです。ありがとうございます。
ここから1時間半、よろしくお願いします!

バンド活動をする傍ら、平日は一般の会社員として仕事をしているナードマグネットの面々。
本日会場に来ていたお客さんも、恐らくほとんどが既に社会に出て働いている年齢層だったように思う。
明日からまた1週間…と憂鬱な気持ちを抱えてしまう日曜日の夜。
分かると同調しつつ、ステージ上から客席へ、そして客席からステージへ。
明日から頑張ろうな、その代わり今めちゃくちゃ楽しもうな!と投げ合えるのは、ナードのライブならではの様な気がした。



ワンマンなので普段はあまりしない曲をします、と『チェイシング・エイミー』が始まると、会場の至る所から喜びの声があがった。
『DUMB SONG』でしっとりとした空気になったかと思うと『いとしのエレノア』で会場のボルテージがまた一気にあがる。

ロディアスな音を鳴らしながら、身体のアクションや、顔の表情もどんどん大きく、かつどんどん豊かになっていくGt.藤井。
全身から音が鳴っているみたいだった。



「かわいい代表でーす」
前川がそう口にすると、会場中からかわいいー!と歓声があがった。
今回のライブに向けて、SNSで #わたしとナードマグネット というハッシュタグをつけて、オーディエンス自身とナードマグネットの想い出を募った企画、本日会場には想い出を書き込める年表を用意、仲の良いバンドマンが個々に年表を書いてくれたこと等を説明。
そしてSNS上でハッシュタグをつけて呟いた方の中から1名には「謎の権利」が授与された。

前川「いつもライブが始まる前、メンバーで円陣を組んで掛け声を出すんですけど、その掛け声を決める権利でした。
そして決めてもらった言葉は“エクストリームファイヤー”」



この曲を知っている人は友達です。来月心斎橋JANUSでハイタッチしましょう、とASHのカバー『Girt From Mars』を披露。
『ウェンズデイ』、『恋は呪い』と続くと、堰を切ったように、観客がステージに詰め寄りフロアの熱気が、爆発的に上昇した。

須田「新曲をしれっと放り込んでやったぜ。
新曲しますっていうと、みんな身構えるでしょ?ただでさえこっちも緊張してんのに」

と、新曲が披露されたことを報告。
カバーとか新曲とかすみません。ここからはみんなが知ってる曲をします、とアッパーチューン『BOTTLE ROCKET』『アップサイドダウン』と続くと、全員があげているのでは?と思うほど拳を突き上げて応えるオーディエンス。

「今日一人で来てる人?」という須田の問いかけに、結構な数の手が上がる。
おるよな、おるよな?無理にこの場で、仲良くなろうとしなくてもいい。君と俺が繋がってたらそれでいいやん、という語りの後の『プロムクイーン』

SNS上でよく見かける“邦ロック好きで繋がろう”というタグが嫌いだと言う須田。
狭い世界しか見ず、無理に人に合わせず、自分が良いと思った音を楽しんでいったらいい、そしてナードを選んだ人に本気で音を届けている。
そんな風に勝手に解釈してグッと来てしまった。



今回のレコ発でもある新曲『FREAKS & GEEKS 』。曲中のブレイクが格好いい、と思っていたら、ブレイクの最中、時が止まった様に動きが止まり固まるナードマグネット。そして暗転。
ステージ上にサンパチマイクが設置され…
ついに登場、スーパーマラドーナ
大きな歓声が沸き起こった。



こんなに盛り上がりが凄いと思わなかった、と武智。ネタ途中、フリーズしている須田に絡みに行く田中。

田中「ほんまに似てるな!おーい。笑えー!真似すんなー!俺ら芸歴15年、お前ら12年。ジュース買ってこい!」

曲中にネタを見るという、何とも贅沢な瞬間だった。スーパーマラドーナがはけると、会場中に巻き起こる“田中ー!”のコールで、ナードの動きが復活。

須田「時が止まっていた間に何があったん…?いや俺、須田や!今日おかんも来てんねん!」

まだまだ曲の続きやねん!と『FREAKS & GEEKS 』の続きを搔き鳴らし、締めくくった。




アンコールが巻き起こるか、という時に会場のモニターに流れるVTR。

そこには新章開幕!と
来年6月・2ndアルバムリリース
来年8月・大阪野音での主催フェス開催の、嬉しすぎる発表が。驚きと喜びの歓声が上がる。




須田「来年からの計画、未定やからな?
どうなんねんやろな。1年前のこの頃、とても病んでいて、ついこの前も病んでいた。
今日ここに来てくれている人は、チケット代を払って来てくれているから、言うのもなんだけど、来てくれて、俺が救われている。俺にはこれしかない。
おかんごめん!結婚はまだまだ先になりそうやわ!」



学生時代、須田が好きだった“THE WELLINGTONS”来日ツアーを一緒に回れた喜びを語り演奏されたカバー曲。
12年も続けていると会えなくなってしまった人も増え、そんな人たちを想って作ったと『MISS YOU』を披露。


邦ロック好きで繋がろう。
邦を付けてしまうだけで、俺らが大好きな海外の仲間が排除されてしまうことになる。
それが嫌だ!ロック最高!音楽最高!で、なんでダメなのか!アホか!
邦ロック好きタグをぶっ潰すまで、これからもやり続ける!

そんな熱い言葉に、今日一番の歓声が沸き起こった。



「この曲はみんなのもの」と前置きをして、ラストに『Mix Tape』が鳴らされた。

“ああ、この夜は僕らのもの”

そんな歌詞が、この場にいる全員の総意の様に聴こえた。

最後は再度スーパーマラドーナが舞台上に登場し、全員で集合写真を撮影。
田中さんから授けられた、須田さんの「ありがとうございます・だ!」のギャグで幕を下ろした。



青春ど真ん中な歌だ。
初めてナードマグネットの曲を聴いた時、そんな事を思った。大好きになり聴き続け、そして本日初めてワンマンライブに行くことが出来た。

青春ど真ん中を思い出す曲やバンドは正直沢山ある。しかしナードの曲は、青春の想い出に戻らなくてもいい。懐古しなくてもいい。
青春だが、今いる自分に真っ直ぐ突き刺さる、そんな特異な音楽だと勝手に思っている。

今まで行っていた対バンライブと比べ、個人的に至上最高に沢山ナードの音を浴びれた日。
だいすきや!が溢れて仕方なかったです。

明日からもこれで頑張る。
また頑張れます。
そんなライブでした。
ありがとうございました。


【セットリスト(公式Twitterから拝借)】
1.ばくだんベビー
2.pluto
3.C.S.L
4.イマジナリーフレンド
5.(Let Me Be)Your Song
6.海辺のルーシー
7.チェイシング・エイミー
8.DUMB SONG
9.いとしのエレノア
10.ラズベリー
11.Girt From Mars
12.YOU & I
13.ウェンズデイ
14.恋は呪い
15.ルーザー
16.TRAGICOMEDY
17.COMET
18.BOTTLE ROCKET
19.アップサイドダウン
20.プロムクイーン
21.FREAKS & GEEKS
22.MISS YOU
23.アフタースクール
24.THE GREAT ESCAPE

en1.Song For 2ac & kate
en2.Keep Me Holding on
en3.MixTape
en4.ぼくたちの失敗

2018/9/28 KUSEMONO ONSEN~NEET IS BACK!~@梅田Banana Hall

大阪の名物イベンター清水音泉

意外な対バンを組んだり、今回も然りだが「なんだそれ!?」のイベントタイトルをつけたり。独特の演出、予想できない数々。

そして一番の魅力は中で働かれている人が透けて見えているところだと思う。(実際社員さんがSNSをしたり、開演前の前口上をしたり。有名人多いです。)

清水音泉“というまるで一つの人格があるかのように、愛嬌が溢れている点は唯一無二だと思う。

関西中、いや今や全国中にその魅力にはまるファンがいるイベンターだ。

 

その清水音泉が手掛ける夏の一大イベントである“OTODAMA〜音泉魂~”。出演するバンドのファンはもちろんの事、OTODAMA自体のファンも多い。

かくいう私もOTODAMAが大好きで、毎年参加を楽しみにしている。周りの仲良くしてくださる方々もOTODAMAファンが多く、また出ているバンドも毎年驚く程好きな方々ばかり…

正月や盆で親族が顔を合わせるかの様に、毎年9月にOTODAMAで好きな人たちと一気に顔を合わせる。そんな人は私だけではないはずだ。

 

しかし今年のOTODAMAは、残念ながら台風の影響で中止。(これを書いている今も、台風の直撃に備えているところです。今年どうなってるんだ)

そんな中、開催された“KUSEMONO ONSEN”

無念を晴らすかのごとく、月末の金曜日に梅田の地下に集まる人々。会場内には仕事帰りと思われるスーツの方や、今年のOTODAMATシャツを身に着ける方も。ステージ上には赤と青の「ゆ」と書かれたのれんが。ああ、清水音泉だ。

 

 

入浴宣言として、最近お久しぶりに復帰をされた例のあの人が、OTODAMAでトリを務めるはずだったSuchmosの音楽にのって登場。NEET IS BACK!毒舌ぶりはご健在でした。お帰りなさい。

色々ご事情があっての出演だった様で詳しくは書けませんが…書いてもいいんかな。アイコラ写真をSNSに載せて謹慎期間が半年延長になったという話はめちゃくちゃ笑ってしまった。

 

 

先に登場したのはPOLYSICS

一曲目『カジャカジャグー』からスタート。待っていましたと言わんばかりにはやくもフロアは大盛り上がり。あっという間に会場の温度が急上昇する。

そして『Let's ダバダバ!』とキラーチューンが続く。ハヤシ(Vo/Gt)がフロアにダイブし一人一人にマイクを向けると、オーディエンスは「ダバダバー!」と応える。

ヤノ(Dr)のキメで会場一体“ダバダバ”の声が揃い、盛り上がりがピークに達するいつもの流れがあり、今回もそのタイミングでモッシュが起こった。

しかし本日はフェスや土日のライブとは違い、ライブTを着た如何にも“騒ぎます!”の方だけでなく、仕事帰りだと思われるスーツやオフィスカジュアルな格好の方々も、我慢が出来なくなったかのように、盛り上がるフロアに飛び込んでいく光景はなんだか痛快だった。

 

ハヤシ「Banana Halに合わせて、黄色のツナギを着てきたよー!」

2007年に一度閉館し、その後2017年に復活をした今回の会場であるBanana Hall

かつてのBanana Hallを「ステージと客席の間に樽があって、そこに乗ってね…」と以前ハヤシが語っていたのをふと思い出した。Banana Hallで久しぶりにライブができて、嬉しそうに見えた。

 

また今回入浴宣言をした方とは謹慎中も連絡を取り合っていたそうだ。

ハヤシ「久々に会ったら以前より太っていてびっくりしたよ。ちゃんと反省した?」とイジりつつも、ハヤシが好きだという彼のチョコレートのギャグを披露する場面も。

 

フミ「なんか今空気が冷やっとしたね」

客「ハヤシもっかいやってー!」

ハヤシ「絶対しねーよ!」

 

KUSEMONO ONSENと題された今回のイベントに沿って「久しぶりにします!」と演奏された『LOOKIN' LOOKIN' GAA』に喜びの歓声が起こる。

そしてラスト『SUN ELECTRIC』。イントロの音。ゲームを起動し、RPG上での冒険が今からスタートするようなワクワク感をいつも覚える。

「飛べ!」と叫ばれた後に続く「Are you ready? I'm OK!」には、いつも“まだまだお前もやれるだろう?やろうぜ!”と鼓舞されているような気持ちになり勝手にグッと来てしまう。

ライブが終わった勢い・フロアに充満した熱気をそのまま残し、POLYSICSは去っていった。

 

 

 

続くニガミ17才。

ニガミいいで、めっちゃいいでという話を聞きつつも、ライブを見に行けず、曲も「ネコ」って途中で言う曲はちょっと聴いたことがある程度だった。

 

“ニガミ17才って一体なんなんだ?”

 

曲に合わせお立ち台に乗るメンバー四人。

岩下(Vo/Gt)が他の3人を歌いながら紹介する中、平沢あくび(syn)は腕に蛍光のブレスレットを付けながら、ステージ上を踊り狂う。独特な雰囲気に早くも釘付けになる。

そして演奏がスタートする。

ギター、ベース、ドラム、シンセ。POLYSICSと構成は似ているのに、先程とは空気が一変した。熱気が引いてクールダウン。しかし盛り下がるのではなく、ポップな音にのせて怪しい空気が徐々にじわじわ渦巻いてくる感じ。

ポリのビールを皆んなで一気飲みする宴会の様な一体感がある盛り上がりに対し、ニガミはグラスを片手に各々が好き勝手にのるクラブの様な、そんな違いがある気がした。

天井で回るミラーボールがその雰囲気を助長させていた。

 

岩下とあくびが向かい合ってペットボトルの水をぐびっと飲み始まった『おいしい水』。続く『ねこ子』では、あくびが鼻セレブをフロアに踊りながら撒きちらす。

曲。格好よすぎるビート、怪しい音、気持ち良いタイミングで鳴るシンセ、まくしたてるように早口の歌。

めちゃくちゃ格好いい!すごい!でも何?なんで鼻セレブ…!?

 

岩下「…鼻セレブ無料ですからね。どうぞ」

戸惑いを一蹴するかの様に岩下がさらっと言うと、鼻セレブで鼻をかむあくび。

先ほどの曲や演出の衝撃と対極のゆるいMC。思わず力が抜けてしまった。

 

岩下「KUSEMONO ONSEN。曲者…敵って思われてるということ?」と今回のイベントのコンセプトに触れながらも、ライブが進むにつれ敵どころかフロアでのったり、揺れたり、踊ったりする人々がどんどん増えていった。魅了され巻き込まれ、味方が増えていくフロア。

 

そして最後の曲。素人目に見ても難解なことがビシビシと伝わってくる。 

岩下「この曲五拍子なんだよ…のりにくいでしょ?」と曲を突如止めると、あくびがクラップを求め、オーディエンスがそれに続く。

仕事終わりにスーツを着ながらこのリズムを刻む。こちらの音楽の世界に来い!と煽りながら

岩下「君が叩いているのは一拍子。この曲は五拍子。これからこの曲をもっとノリやすくする為に四拍子にします」と言うと、小銭(Dr)とイザキ(Ba)のリズム隊が刻む音が突如四拍子に変化。

その後も五拍子、四拍子を行ったり来たり、ロックからボサノバ調に変化したり。圧巻だった。

 

岩下「このままアンコールに入るんでしょ!わかってるからアンコールって声要らないよ!」と、そのままゆるっとアンコールに突入。

もう一度この場だけのオリジナルアレンジで『おいしい水』をしようとオーディエンスも巻き込んでアレンジを相談していく。

先程のライブの勢いが全部止まり無くなる程、事細かに、丁寧に、長い、打ち合わせが、とにかく長い…。自由すぎて思わず笑ってしまった。

 

あくびが演奏しながら歌うパートが出来たり、岩下がベーシストより向いていると思うイザキの職業を叫んだ後に(「ウエディングプランナー!」)ベースソロを奏でたり、本日の出演者を歌詞に絡めたり、(「TOISU!」「興味あるー!」「闇営業!」)自由自在に音をオーディエンスを操り、イベントを締めくくった。

 

曲もMCもライブも変則的で予想ができない楽しさ。格好よかった。そして最後の曲の変拍子等の解説を交えたパフォーマンス。難解に技巧的に音楽を作っているはずなのに、オーディエンスを置き去りにせず、ゆるっといざなう姿に魅了された。

ニガミ17才ってなんなんだ!?とライブを見始めたら、音楽ってなんなんだ!?というより広い範囲の答えが返って来た気がした。

音楽。ややこしいことしてるけど、難しいことしてるけど、分からないかもしれないけど、でも楽しいでしょ? 

 

 

オープニングアクトで超能力戦士ドリアンも出演されていたのですが、月末の金曜日。がっつり残業をし、間に合いませんでした…。残念。

 

KUSEMONO ONSEN。曲者ではなく“癖物”やったんかな、きっと。

大好きなPOLYSICSも、今回で衝撃を受けたニガミ17才も、癖はあるけど一度聴いたら中毒性があり、どっぷり浸かったらもう他には替えが効かないというか。そんなバンドともっと出会えるのであればKUSEMONO ONSEN是非とも続いてほしいイベントだと思いました。

そして来年こそはOTODAMA。無事開催できますように。

 

しかし台風、まだ来ないな。本日も無事終わってくれ。

仕事とお金

お金。
…好きですか?笑

お金、あったら充実。あったら嬉しい。あったら幸せ。あったら満足?無いより絶対良いん、かな。


お金。
仕事をして、稼いだら手に入る。当たり前といえば当たり前。しかし一時、仕事をしてお金を稼ぐことが卑しいというか。駄目なことをしているように感じてしまっていた時期がありました。



かつて私はお客様と商談をして、商品を売る個人相手の営業をしていました。そんな中上司に「追加注文を貰えるように言い回しを工夫してみたら」とアドバイスをされた事がありました。

試しにしてみると、あれよあれよと受注が重なりびっくりしました。でも上手に喜べなかったんですよね。
「え?ほんまにこの商品要る?私の誘導で不必要なもの買わせてしまったんちゃうかな?」

お客様が要らないものを、売りつけてしまった…という気分でした。もちろん営業としては褒めて頂けました。会社に対してもいい事ではある。でも個人的には駄目な事をしている気分。

トップ営業マンが言うには
“売上をあげることはゲーム感覚”

どんどん受注をあげてやろう。
その為にはこんな言い回し、こんな誘導をしてみよう。その策が見事はまれば快感にもなる。
その域に行けば楽しいんやろなと思いつつも、結局辿り着けず。
なんか悪いことしてお金稼いでる気がする。原因はそれだけではなかったんですが、営業の仕事を離れることにしました。

思えば、お年玉とかも貰ったら「いやいやいや…」と遠慮するタイプでした。
お話して、初対面でもなんとなく人となりがお互い伝わって、その方からお金を対面した状態で貰う。尚更申し訳ない気持ちが沸々とわいてしまいました。



今は転職して、営業事務の仕事をしています。
事務職ですが、前職と同じで自分の顧客を抱えていて、売上に関する業務をしています。しかし前職と違い今は対法人。

直接対面したり、生身のお金を手にしたりしている訳ではないので、前の様な意識は無いものの、数千万の請求書を手にすると、ひえーっとなることもある。
お金、動いてんなあ…回ってんなあ…こんな数千万も回させて貰うほど、ちゃんと出来てんのか、私…



そんな意識の中、先日仕事とお金について聴いた言葉で、がつんと衝撃を受けた言葉がある。


“仕事の対価としてお金を貰う。対価を求めないものは趣味と同じ”


仕事をしてお金を得ることを、何となく卑しいとしてしまっていた所に、お金を貰わないと仕事にならないという、真逆の方程式が出てきた。
そしてその言葉を聞いて気付いてしまった。
「仕事をしてお金貰うの卑しいと感じるのは、お金を貰い自分の仕事に責任を持つ事から、無意識に逃げていたな」と感じました。

また以前、仕事であるのに給料を求めようとしなかった事を「対価を貰わないのは君も雇い主も誰も得しない」と、はっきり言って貰えたこともありました。

今までの考え方が恥ずかしくなり、仕事中しんどくなったり、嫌だなと思った時には「この仕事で対価を貰ってるねんから頑張ろう」と最近は奮い立たせる様になりました。成長っす。




もう一つ。
別の仕事とお金に関する言葉をネット上で目にして、同じくがつんとやられたものがある。


“対価以上の仕事はしないという硬い意志を持つ”

おお…おおおおお!
これ言えそうで、なかなか言えないよ。



私が所属する営業部署には、ざくっと分けて3種類の職種の人がいます。
管理職>営業>営業事務。不等号の向きは簡単に言うと、役職順+お給料順です。

しかし意外とこの方向に、仕事内容は上手くならないこともあって。
営業事務なので、担当の営業さんがいるのですが、これ貴方の仕事?私の仕事?どこまで?どんだけ?ほんまに?マジか。

お互いの仕事の線引きに悪戦苦闘する日々です。



結構前の話なのですが、営業を辞めて今の会社に入ってすぐの頃。
当時の営業さんが四苦八苦、仕事が回らなくなってきた頃に元・上司に言われた一言。

「君は元営業だし、恐らく出来るからお客さんからの依頼の窓口は今後全て営業ではなく君宛にします。仕事を円滑に回す為だと思って堪えてくれ」

営業から離れて事務になったのにな…でも言われたからにはしないといけないのか?仕事やから?と悶々としたところ、事務職の先輩に相談すると、先輩が代わりに怒ってくれた。
その後なんやかんやで、結局私が窓口案は流れました。

それまではがむしゃらに言われた事はありがたく任せられたお仕事として精を出すのか美徳だと思っていたのですが、今の会社に来て「自分の責務としての仕事はきちんと。それ以外のものは担当の方の所へ渡す」ということを、実践されている方が沢山いて。

実際働き始めて3年経ちますが、最近は他部署や人に仕事を上手に割り振ってる人が格好よく見え、昔は正しいと思っていた自分で何でも抱えてがむしゃらに働いている人は非効率に思えてきたりもしています。
人にこの仕事してくださいって振るのって、結構勇気要るんだよ…!それを怠けていたら何にも得しないなと感じている。



みんな人やから根底は当たり前に楽したい。サボりたい。
でも職種別に与えられるお金で区分されていると、必然的に責務も区分。
役職名であなたは営業だから客先に謝りに行ってね。あなたは事務だからこの面倒なデータを作ってね、なんて言われたら「誰がするかー!」となりますが、与えられた対価に、与えられた責務を果たすのは当然だ。働いた分、お金を貰うってほんまに大事やなと気付きました。




しかし「こんだけしかお金貰っていないから、ここまでしかしねーわ」ていう態度は好きではない。
と、思ったりもするが、業務量の線引きなんて、あくまでも中にいる者の暗黙の了解だったり、一般論なんて言うても人によって考えが違ったりもするし…もう、むずかしーわ!なんやねん!
そもそも「え?そんな働いてるのに薄給なんすか…」みたいな事もよく思うし、お金でなくて、やり甲斐や、情熱を元にして働いている人だっている。

私が今、システマチックに業務が細分化されている会社にいるから仕事の線引きについて悶々と考えてしまっているだけで、少人数で回していたり、はたまた個人で働いている方が、そんなんつべこべ言わず仕事をがつっと取りに行ってこなしている姿なんかも目の当たりにすると「かっけぇ…」と憧れてしまったりもする。

むずいな。仕事。
お金、人間関係、環境、仕事内容。
どれか一つでも満足いくものがあったら、それだけで頑張れたりもするし。冷静に考えたら仕事への愚痴は、お酒飲む良いアテになることも考えたら、悪くないんかなとも思ったり。


色々答えが出ない事が、仕事中は悶々、悶々。頭の中を死ぬほど渦巻く。考える。

しかしそんなモヤモヤや悶々も、一歩扉を出れば、意外とスッと浄化され「カレー食べたい…」なんて平和な願望がふわっと生まれて来たり。

不思議な場所だ。会社って。
難しいな、仕事って。

2018/6/30 スクービーとスクービー@姫路Beta

結成23年目、ロックバンドSCOOBIE DO
「LIVE CHAMP」と異名がつくほど、毎度ライブで“最高沸点”を記録していく彼ら。

1995年に結成し、一時メジャーレーベルに所属するものの、2016年7月1日には自主レーベル“CHAMP RECORDS”を設立。
そんな設立記念日の前日、姫路にて久しぶりに行われたライブは、題して「スクービーとスクービー」
CHAMP RECORDS設立前・後のスクービーが対バンをするという意表を突く、且つどのようなライブになるのか予想ができないものだった。

姫路駅を出たらすぐ現れる商店街。
その一番奥の奥。一瞬見逃しそうな看板を目印に地下へ。眼前には姫路城。
予兆が全くないところに突如現れる姫路Beta。
こんなところにライブハウスあるんや…という場所に続々集まるPLUS ONE MORE。
7月を目前に夏日和になった姫路。
気温と期待が混ざり合い、開演前から早くも熱気がむわっと立ち込める。




照明が落ち、わあっという歓声に迎えられなら、最近のライブとは違って派手な柄のシャツをまとって登場した4人。立て続けに『FLASH!』、『SISTER』、『Beautiful Days』と披露。
なんだろう。いつもと違う…
いつもスクービーのライブで感じる勢い、スピードを一旦置いておいて、冷静にじわじわとファンキーにグルーヴィーに。なんだか不敵で尖っている…。
演奏が終わった後に、観客からあがるシュウさーん!MOBYー!等メンバーの名前を呼ぶ中に紛れた「抱いてー!」の歓声。
いや、そりゃそうよな。セクシーすぎたよな。
思わず合点がいってしまう幕開けだった。

「俺たちが1995年から2005年までのSCOOBIE DOです!」
Vo.コヤマシュウがそう叫ぶと、観客からは歓声と笑いが起こる。
先攻で出てきた設立前・SCOOBIE DO。
2004年のアルバムBeautiful Daysからですという言葉を合図に奏でられた『無敵のバカ』

“くだらねぇなんて言って 笑いとばしていこうぜ”

先ほどの3曲と打って変わって、居心地の良い音楽と自分のやりたいようにやったらいいんだよと強い言葉と共に、優しく背中を押すような曲。
思わず涙腺が緩んでしまう。
誰も真似できない孤高の格好良さを見せつけたかと思うと、そっと傍に来て励ましてくれる…
そのどちらも持ち合わせていて、そしてどちらをとってもスクービー。
ライブ序盤、早くもその魅力が最大に溢れ出した展開だった。

“メンバーを紹介します!”とBa.ナガイケジョーの低音から始まった『TIGHTEN UP』
観客の「MOBY!MOBY!」の声に応えるようにDr.オカモト“MOBYタクヤのドラムが響き、コヤマがハンドクラップを要求し、その手拍子から、リーダー・マツキタイジロウのGt.へ…。
プラスワンモーからスクービーへと音が繋がり
その後『Oh Yehah!』へ。
皆一様にいぇー!と叫びながら手を挙げる。
ハッピーな空気に包まれたあとは「ノンストップでいけるかー!ぶっ飛ばせ姫路ー!」と
コヤマの叫びを皮切りに『Back On』へ。
観客が動き、揺れ、飛び跳ね、叫んだ後には「ラブソングやっていいかー!」と『Little Sweet Lover』を披露。
堰を切ったかのようにモッシュが起こり、フロアは大興奮の渦に。
熱狂の観客に対し、コヤマがスタンドマイクを一人一人に近づけ、応えるかのように観客が歌う。
少しステージから離れて見ていた人にも、もっとやれるだろ!もっと来いよ!と言わんばかりに手招きしマイクを近づけていく。


コヤマ「プラスワンモーの体調は気になるが、冷房が体に直接当たるライブハウスは好きじゃない。
冷房が気にならないぐらい、熱くしたい!
ここのライブハウスは見た目は綺麗じゃない。
でもそんな場所ではロックをするしかない!
ライブハウスに“お前らロックできんのか!?”と聞かれている気分になる!ロックをするんだ!」

そんな言葉を体現するかのようにぶちかまし、勢いそのままに去って行った。



束の間経った後、今度はシックなシャツをまとい現れたリーダー、ナガイケ、MOBY
そして始まったのはライブのSEでお馴染みの『A CHANT FOR BU』
生演奏という粋なサプライズに歓声があがる。
そして今度はTシャツ姿でコヤマが登場し、「…アイッ!」と雄叫びをあげて演奏を止めた。
後攻・設立後SCOOBIE DOのライブが始まった。

コヤマ「ガガガSP夜の本気ダンス…姫路Betaでは対バンをしないといけないみたい。先攻で出てきたさっきの奴らも良かったけど、俺たちの方が凄い!」

気合い十分に『トラウマティックガール』『太陽と女の子』。ミラーボールが無い天井を指差し、俺にはミラーボールが見える!と『真夜中のダンスホール』でお馴染みのステップを踏み、踊ってくれ!と『アウェイ』へと畳みかける。フロアは早くも盛り上がる。

そしてMOBYのカウントと共に、鳴り響く独特で妖艶なイントロ。夢で逢えたら…と歌うコヤマと、コーラスのリーダーの後ろで、弦を撫でるように弾くナガイケ。
ムーディーな空気に様変わりした『ROPPONGI』


コヤマ「リーダーと出会ってスクービードゥーを作って、誰も聴いたことがないような音楽を作ろうと思った。そして2006年にCHAMP RECORDS設立。ここは俺らFUNKY4の為のレーベル…ではありません。俺らとPLUS ONE MOREの為のレーベルです!」

高らかに宣言し『結晶』、『ロックンロールは未定』、『MIGHTY SWING』で本日何回目か分からない熱狂にフロアが包まれる。

コヤマ「俺らが鳴らし続けるのは当たり前だ。
お魚さんは泳ぎ続けないと死んでしまう。俺は歌い続けないと死んでしまう。スクービードゥーという人生をこれからも続ける。だから君もついてきてくれ!」

多幸感に包まれた中での『新しい夜明け』
皆で手を振り大合唱し、後攻・SCOOBIE DOのステージは幕を下ろした。



アンコールに登場し、ここでこの曲を歌いたいんだと『Cold Dancer』、俺たちのデビュー曲を聴いてくださいと披露された『夕焼けのメロディー』
デビュー曲が最後に、新旧どちらのスクービーも繋いでくれたような気がした。

“統一感のない一体感”とプリントされたハンカチを掲げ、コヤマが叫ぶ。
「最後に皆さん一緒にご唱和ください!1.2.3…Funk-a-lismo!」

新旧SCOOBIE DO。どちらも一歩も引かない対バンに、拍手がしばらく鳴り止まなかった。




1. FLASH!
2. SISTER
3. Beautiful Days
4. 無敵のバカ
5. くもり空のベイベー
6. DARLIN’
7. つづきのメロディー
8. TIGHTEN UP
9. Oh Yeah!
10. Back On
11. Little Sweet Lover
12. A CHANT FOR BU
13. トラウマティックガール
14. 太陽と女の子
15. 真夜中のダンスホール
16. アウェイ
17. ミラクルズ
18. ROPPONGI
19. 結晶
20. ロックンロールは未定
21. MIGHTY SWING
22. 新しい夜明け

en1.Cold Dancer
en2.夕焼けのメロディー

好きな芸能人はウッチャンナンチャンです。

「好きな芸能人は?」と聞かれると
初めに口をつくのは、小さい頃から決まって
ウッチャンナンチャンです」だった。

アイドルや俳優さん等、ブームが移り変わる中
ウッチャンナンチャンはいつまでたっても
私の中では不動のナンバー1です。

同世代からは「なんでや」と不思議がられますが、
上の世代の方には「珍しいね〜」と
面白がって頂けることが、結構多くて嬉しい。

その後に続くのは“夢で逢えたら”、
やるならやらねば”の話が多かった様に思います。
タイトルは知っていますが、リアルタイムで観れていない私は、番組の切れ端をYoutubeとかで見た事がある程度。
その当時を一緒に生きた世代の人と同じ熱量は当然持てない。

でも知らないからこそ、そんなお話を「ええなあ〜」と思いながら聞くのが好きです。
ダウンタウンも然り。
物心ついた時から、ダウンタウンは既に頂点を極めている孤高の芸人さんだったので、登りつめる過程の時代を共に生きて目にした人の話を聞くのは、とても楽しい。



そんな話を思い出していると、
急にちゃんと書きたくなった。
私はウッチャンナンチャンが好きです。




好きになったきっかけの番組がある。

2001年まで放送されていた
ウッチャンナンチャンウリナリ!!』

ポケビやブラビがCD出す為に対決したり、社交ダンス踊ったり、ドーバー海峡横断したりの、あの番組です。90年代ドキュメンタリーバラエティ。

どういうきっかけで見始めたのかは、全く思い出せない。
家族は誰も見ていなくて、リビングではMステ見ると煙たがられ、1人祖母の部屋に閉じこもって見ていた。唯一クラスで見ていると言った友達を、月曜日にひっ捕まえて、ずっとウリナリの話をしていた。
……ほんま、どこで知ったんやろ?笑


当時、私は南原さんが大好きだった。
南原さんメインで進むコーナーが楽しみで、録画してテープがびりびりになるまで繰り返し見続けた。

ブラックビスケッツ
南々見組
芸能人社交ダンス部
マーチングバンド部
狂言部……

どのコーナーでも南原さんはストイックに練習して1番の成績をおさめて、他の方が何かしら失敗しても「俺が巻き返してやる」と助けてくれる人だった。
正にリーダーたるリーダー。
めちゃくちゃ格好よかった。

幼心に影響をかなり受けて、初めて買ったCDはブラックビスケッツ
ブラビの“タイミング”が課題曲だった為、ダンスを習い始めたり、南原さん主演のインド映画『ナトゥ』を撮った時にはサンタさんからプレゼントにそのインド映画のVHSを貰った。

小学校の絵日記にその事を書いたら、担任から「ナトゥてなんですか?」と返事が来て、「先生、ナトゥ知らんの!」と得意げにしてたのも覚えているし、社交ダンスは、おばあちゃんになったら習うと今でも本気で思っている。


小さい頃の私のヒーローは南原さん。
セーラームーンキューティーハニーに並んで、南原さんに憧れていた日々だった。



一方内村さんは、ウリナリ内では多くのコーナーをキャラクターに扮して出ていた。
例えばポケットビスケッツ内村テル(70代のおじいちゃん)や、社交ダンス部ではブラボー内村(南米出身のドレッドヘアーダンサー)とか。

真面目だった小学生の私には、その姿がおふざけに見えて、あまり内村さんには惹かれなかった。
あとウリナリは定期的に「レギュラーが多いから減らそう」と会議が開かれて、ロシアンルーレットでタバスコ混ぜたトマトジュースを引いた人を補欠にする企画があったんですけど、見事に毎度内村さん。笑
そんな姿が情けなく見えたのもあったのかもしれない。


しかし大人になって番組を見返してみると
当時の印象と全然違った。

内村さん、すごい。
えげつない。

ほぼドキュメンタリーの呈になったコーナーの中にもキャラクターがいる事で、コント感が凄いんです。みんな必死に練習やら取り組んでいるところで、ふざけられてそれが面白く成立するって凄い。
そのお陰で「そっか。バラエティー番組やん」とちょっとハッとしてしまった。これが涙だけやったら、きっとはまっていなかった気がする。

比較してよいのか分からんねんけど、ウリナリ放送当時『電波少年』もやっていた。周りの友達はウリナリは見てないけど、電波少年は見ている人が多かった。
私も見たけど、なんだか怖くなって途中から見なくなった。きっとガチ感がありすぎて、バラエティーとして見れなかったんだと思う。
ウリナリを楽しんで観れたのは、当時は気付かなかったけど、内村さんのキャラクターがいてくれたからだと思う。

そしてキャラがなかった「ドーバー海峡横断部」も見返したらボロボロ泣いてしまいました。内村さんみたいな先輩の元で働きたい…
こちらも当時はまらんかったのは、きっと電波少年と同じ理由な気がしている。


そして圧倒的リーダーやった南原さんも、よく見たらまあまあ天然やったり失敗してたり。
あと意外と子供向けじゃない演出も沢山あった。
今見返しても、面白い番組。それもなんか嬉しい。


ウリナリではバラエティタレントさんやけど、根底はウンナンといえばコント師さん。
80年代は生まれてないから、スタ誕とかそれこそ夢逢えとか見れてないし、ネタ知らないの仕方ないよねーと逃げようとしましたが、よくよく考えたら笑う犬も見ていたし、ウリナリ内でも最後はスタジオコントをしていた。

でも、あんまり記憶にない。
当時刺さらなかったのかもしれない。
でもせっかくやからコントが見たいというのは、もはや好きだと言い続けた意地とかこだわりも混ざっている気がする。

とか思っていたところ、近頃は内村さんがNHKで『LIFE』というコント番組を始めたり、1人舞台を始めたり…
一昨年前にはLIFEの公開イベントで初めて生・内村さんを見れました。感動しました。
でも席が遠くて見えた内村さんはお豆ぐらい。なかなか手が届かないし、やっぱりお二人並んだ姿が見たいという欲も増しました。

テレビに一緒に出はるのも珍しくなったのに、お二人でコントなんて、夢のまた夢かなと思っていたところ、昨年は南原さんも1人コントライブをされていて…近い将来ウッチャンナンチャンコントライブが見れたりしないかな?とワクワクしています。



まずは今年。
24時間テレビで南原さんがスペシャルサポーター。
ランナーを務めるみやぞんさんは、内村さん司会のイッテQの出演者。
番組内でお二人の絡み、あるんかな。
あって欲しいな。楽しみやな。
ウッチャンナンチャンお二人の事で、楽しみな予定があるのが嬉しい。




私はデビューから80年代大活躍したウッチャンナンチャンとは、同じ時代を過ごしていない。
でも90年代、ウリナリを見て育ったことは誇りの様な気がする。

小さい頃からのこだわりや憧れを今も引きずりつつ、やっぱり今後も、好きな芸能人はウッチャンナンチャンです。

でもとりあえず生きていれば、きっと楽しい。

https://miyearnzzlabo.com/archives/49657

この記事を見て、めちゃくちゃ心踊った。
とんねるず木梨憲武さんが、
「自分の才能が分からず、就職に悩む」と
投稿したリスナーに、自身の仕事仲間を
会わせる事になった話。

めちゃくちゃ夢がある。
でももしかしたら、仕事って
そんなもんなんかなとも思った。


そして同じ頃、たまたま見つけた記事。

“就活失敗で自殺する学生。”
自分の事の様に、ぐぬっとなってしまった。



……それなりの人生を送ってきました。
(突如の太宰口調。)

それなりの高校、それなりの大学に進学。
凄い!と言われた事はあるが
誰もが目玉ひん剥くレベルではないです。


その場の流れには、
それなりに乗ることが出来ました。


高校は目指せ国立大!の流れだったので
大学進学を目指しました。
高校が目指せと言った、国立は落ちました。
どうしても行きたかった訳ではなく、
その流れだったから目指しました。

私立の大学に進みました。
めちゃくちゃ楽しかったです。結果オーライ。


そして、迎えた3回生。
そこで起こった流れは「就職活動」でした。
当然自分も就職するのだと思いました。

学校に来る企業の人事の方のお話を
毎日何社も聞きました。
今の流れはこれだから、きっと私も
こんな企業で働くんだな、と思いました。

今思えば、どこもかしこも
お馴染みの大企業ばかりでした。


結果、私は就職活動で
150社にエントリーしました。


初めは落ちても残念ー!程度。
でも、不採用が続くと、
「能力ないね」「つまんないね」
「その程度の人間か」と言われた気になり、
最後は「お前は社会に要らねえ」と
言われた気になりました。


今までその場の流れに乗ってきた自分が、
流れに乗れず、挙句「要らない」らしい。
めちゃくちゃ辛かった。

早い人は4月には内定がでます。
私は6月下旬に就職先が決まりました。
それまで毎日死にたいぐらい辛かった。

受けた150社は大企業ばかり。
大学に来てたのはそんな所が多かったから、
そういう所に就職の流れね、と思った訳です。

今思えば、有名な企業に受かってほしいから、
大学も多めに説明会を組む。
それを私は「流れに乗ったら入れる会社」と
思い込みました。


そんな流れ乗りまくりな私にも
実はこっそり夢がありました。

大好きなエンタメ業界で働きたい。
でも映画作りたい!とか具体性がなかった。
それまで行動もせず、業界と繋がりは0でした。

ただ好きなものがマイナー寄りやったんで、
広める手伝いをしてみたいと、
ぼんやり構想だけはありました。


大学説明会には来なかった、東京の企業。

最終面接に残りました。残ったのは6人。
それなり人生でも夢叶うんや!
今までの死にたかったはこの為の苦しみや!
と思いました。



面接で社長に言われた事。
「大阪出身は君だけ。
女の子だし、いずれ結婚し子供も生むのかな。
そうなったら大阪に戻りたくならない?
全て捨てて東京に出てくる覚悟はあるの?」

私は口籠もりました。
全てを捨ててまで、叶えたい夢か
その場で分からなくなりました。

落ちました。
その年受かったのは5人。
私だけ、落ちました。
都合よく「はい!」と答えられていたら
受かっていたかもしれないです。

夢だったのに、やりたい!が
口から出なかった。



流れにも乗れず、夢も叶わない。
死ぬほど絶望しましたが、
運良く1社決まり就職しました。
営業職で、平日休みのお仕事でした。

友達と会いづらくなり、生活がずれました。
やりたくてたまらない仕事ではないのに、
夜遅くに帰って、明日の為に寝る毎日。

死にたい程の就職活動で得たはずの仕事を
1年半で辞め、転職しました。

転職の絶対条件は1つだけ。
「カレンダー通りの休みであること」
新卒就活では、全く無かった条件でした。

結果条件に叶う先に転職しました。
仕事が大好きではないけど、
プライベートでしたい事が
沢山出来るようになり嬉しいです。




えーっと。
長くなりましたが、就活で死にたいって話。
「その程度で打たれ弱い」て、
思う人もおるかもしれない。

「逃げてもいい。就職しない道もある」も、
色んな人に言われましたが、響かんかった。
だって逃げて、生活成立できる人って
才能あって、今までも流れなんかに
乗る必要なかった人やろ?て思っていました。

就活に悩む学生さんに、
ちょっとだけ偉そうに言いたい。

「死なんといてくれ。
今後の人生きっとまあまあ面白い事起こる。
あと好き・やりたいは口に出すべし」

私も口に出すの苦手ですが、
出来たら人生の回り方、
めちゃくちゃ変わると思います。



冒頭に戻り、ノリさんの記事。
今まで自分の才能の無さに悩み、
仕事に就けなかったが、
でもやりたい事はあると、ラジオに投稿したら
ノリさんの目に留まり、
物凄いスピードで人生回り出した。

やりたいと口に出した結果ですよね。
きっとたまたまの縁で。

就活もきっとそう。
採用も不採用も、縁。
「この度はご縁がありませんでした」の
不採用メールも、きっとそれだけの意味です。

結婚や出産含め、将来なんて
想像しても全然分からんから、
その時やりたい事は、やりたい!
て全力で言うたらいいし、
なんか気になるでもいいし、
自分の生活優先させる為の、休みは多めとか、
朝遅く出勤したいとかでも良いと思う。

それがたまたま縁に引っかかっるかもしれん。
あと上手く行っても行かんでも、
なんとかなる可能性あるし、
この先の人生全然想像してなかった事が
起こるんは、案外楽しい。

それを体験せずに死んでしまったら、
勿体無くないですかね。


そんな事を考えた記事でした。

当時の私、堪えてくれてありがとう。
お陰で今、当時は想像しなかった事
沢山起こって、毎日めちゃくちゃ楽しいです。

2013/6/13 くるり解体新書@京都清華大学

音楽が好きです。
但し、詳しいかと言われれば全くです。
楽譜は辛うじて読めるものの、音楽、特にバンドが奏でる音の技術的な面はからっきし分からない。
恥ずかしながらも打ち明けると「うわーこのギターソロ最高や」とギタリストを恍惚の表情で眺めてみたら、「ギター…弾いていないなぁ…。」
それキーボードの音でっせ…なんて日時茶飯事です、はい。

音楽がどのような経緯で、どのような想いで作られているのかも知らずに聴くなんて冒涜なんじゃないか。
実はライブハウスにいる中で私が一番何も分かってないのでは?
なんでそんな皆さん楽しそうに、良き所で、フー!みたいなん入れられるん!?ナイスプレイやったんか今は!!??分からんで!!!!!
わー!!!!

こんな感じで日々思う事もあったが、でも音楽を聴いて私が何か思ったらもうそれが正解でいいんじゃないか。聴いている時だけは勝手に自分の物にしていいんじゃないか。
そんな風に思えたきっかけの出来事がある。

2013年にくるり岸田さんが京都精華大学で行ったアンセブリーアワー講演会「くるり解体新書」。
今でこそ同学校で教鞭をとられていますが、当時は無料・先着順で入れるファン垂涎ものの超ラッキーイベントでした。
(さっき調べたらイベント自体は今も続いていました。今年6月に東村アキコ先生来るねんけど…。行きたい…。)

mixi(懐)に思い出せるだけ講演内容を書き出していたんですが、今読み直しても結構面白かったので、改めてこちらのブログに移してみます。

2013/6/13 くるり解体新書

くるり岸田繁さんを迎えてのイベント。今回は“ばらの花”、“Jubilee”の楽曲構造を専門的に解説するというテーマでしたが、全く知識がなくてもすんなりと言葉が入ってきて、大変興味深いものでした。

主催の京都精華大学はクリエイターのための学校。そんな学校の裏山に岸田さんはよくカブトムシを取りに来ていたそうです。


・ばらの花について

元々この曲のコンセプトは「人間がいかに機械的な表現が出来るか」に挑戦するということ。
今で言うボーカロイド(機械が人間の表現をする)の真逆に突き進んでいた。
Pro Toolsを使って各楽器のパートごとに聴いていく手法で解説。


-イントロ部分-

【ドラム】
立体感、バランス調整のために10本のマイクを使って録音。普通に叩くよりこの曲のスネアは音が伸びず「パシっ!」とキレがよい。この音はドラムにタオルを巻いて音の響きを潰したそう。

当時くるりの3人はクラブミュージックにはまっており、そのニュアンスを出すためにスネアを際立たせた。機械で調整せずそのような手法をとったのは「人間味」を出したかったから。どれだけ正確に叩こうとしても、人間だからどうしてもサビ前で盛り上がったり、タメが生じたりする。それを大切にしたかった。


【音楽の三大要素とは?】
リズム、ハーモニー、メロディ。
ハーモニーがリズムとメロディの接着要素となっている。ばらの花でいうとこの役割は「ベース」が担っている。

【ベース、ギター、ピアノ】
ギターとピアノはストイックに一定の音を刻む。 しかしベースは音階の変化をしている。
その証拠に、ピアノとギターだけの音を出して重ねて聴いても一定で変化が起こらないように聴こえるが、ピアノ×ベース、ギター×ベースの組み合わせで聴くと、メロディーラインが表れ、曲らしく聴こえる。


くるりの楽曲の多くは、岸田さんのギターは単調、佐藤さんのベースがかなりの音階変化を持つパターンが多い。それを岸田さんは「弾くん面倒やから」と仰っていましたが、その手法が唯一無二のくるりの音になっているのかも。

さらにイントロには、シンセを重ねて音をぼかし、ギターも実は2本の音を重ね録りしてある。1回目は正確にリズムを刻んだ1小節をひたすらループしてあるもので、2回目は1回目を聴きながら最後まで一気にギターを弾ききったもの。 一回目の少しイガイガとした正確なリズムと、2回目の緩急がついた音を組み合わせて立体感を出した。

透明感があるように聴こえるボーカルトラックも実は6回重ね録り、なんてこともあるそうだ。重ね録りは「隠し味」としてよく使われる。

これでイントロが完成。



-ギターソロ-

スライドギターで弾き、そのトラックを逆再生して録音した。シンプルなメロディーの中にここで不協和音をもってきて大サビへの感動の効果を生ませたかった。


―ボーカル―
「最終バス乗り過ごして~♪」の部分など、少し声がぼやけているところは全て岸田さんの声を二重に重ねてあるそう。
ここで、ボーカルトラックのみを切り出して聴かせて貰えることに。(嬉)
このボーカルのみを聴くこと、相当恥ずかしく「地獄聴き」と言うそうです。笑

岸田「もう、うわぁってなって田舎に帰りたくなる…って京都出身やっちゅうねん。」

1回目ははっきりバーンと声を突き出して録音。 2回目は囁き声で録音。
これを重ねることによって抜け感がでる事と、子音が聴き取りやすくなる。 これで完成!?となるも、ばらの花は「売れそうやなぁ…」と感じていたくるりの面々。もっとヒット曲にするには何が足りない?と考えた所、

岸田「儚さ、切なさ、心強さはあってんな。愛しさが足りない。女性らしさが。」

そこで当時SUPERCARフルカワミキさんのコーラスを重ねることに。 諸問題でミキさんの声単独は切り取って聴けなかったのですが、岸田さんはしきりに「可愛いなぁ…ばっちし曲に合ってるなぁ…」と仰っていました。

これにて「ばらの花」完成。



【質問タイム】手をあげて、学生の方々の質問に答えてくれました。

岸田「なんか学校名とか、お名前とか…どうぞ。」
生徒「高校生なんですけど…。」
岸田「高校行きなさいよ。」

Q.ライブ中重ねギターなどはどうしているの?

A.メンバーがよく入れ替わるブラック企業バンドと呼ばれているくるりですが。笑
2人いるときは重ねて弾いていました。同じ単調な音を刻みつつもアクセントをつける拍を違うところに持ってくることでグルーヴ感を出していました。

Q.イントロのピアノが雨のように聴こえる。イメージして作られましたか?

A.曲を作る時はこれはこの音の表現!とイメージしてしまうと大抵失敗する。
物理的に作業的に作ることの方が多い。イントロのピアノの狙いはテクノ感の強調。

物事の始まりには大した意味がないところから成立している物も多い。だから僕らが作業的に作った物を、各々の解釈で様々なイメージで捉えてくれることはとても嬉しいです。


この時点で時間が大分推していたので、Jubilleの解説はできず、急遽新曲“ロックンロールハネムーン”解禁。
岸田「録音した人、処刑です。」笑

ファンファンさんのトランペットが効いた超絶かっこいい楽曲でした。岸田さんが小指を怪我していた為ギターが使われておらず、メロトルンという楽器を使ったり、ボーカルを三重にしてあったりなど、こだわり沢山。

タイトルには「創意工夫こそがロックだ」という想いが込められているそうです。


【質問コーナー】
Q.アイデアが湧く瞬間とはいつ?

A.何気ない瞬間。普通に生活をしている時など。ひらめきはクリエイターだろうが、普通の人だろうが誰にでも出来ること。
ひらめきをどのように具現化するか、具現化を楽しめるかが大切。


岸田「起立ー!ありがとうございましたー!」




1時間半超の講義、楽しかった。月並みな表現ですが。 私はただのくるりファンで専門的なことは全く分からない。曲も分析するより、感じ取るのが好きです。しかし好きな物の仕組みを知ることも楽しいと思えた時間でした。感じる、分かる、これから上手く両立していきたい。

くるりの曲て聴いていたらとても幸せでぽわっとして、いざ自分も!とカラオケで歌ったらどんな歌手よりも満足度低い。笑
その原因が分かった気がした。これだけボーカルトラックにも様々な仕掛けがあって、あの独特のぼんやり感が作られているのだから、そりゃ簡単に近づくことはできない。
ライブ中も岸田さんは囁き声で歌ってみたり、工夫を重ねているそうな。そんなの知ってしまったら、次のライブがさらに楽しみ^^

そして何よりも岸田さんの「ひらめきは誰にもできる。それをいかに具現化するか」という言葉が突き刺さりました。 ノンクリエイティブなただの文系学生ですが興味はある。そういう物に関わりたい気持ちもある。

関われるチャンスを人から与えて貰おうとしていた、それが叶わなかった。てことが最近あって落ち込んだのですが、この言葉を聞いて、長い人生で自分自身がどのように憧れの「クリエイティブ」に絡みたいのかを考えてみてもいいんじゃないかと思えた。
とりあえず今できる趣味の文章を書くこと。これは続けていきたいです。 この考えを得られたのが個人的に一番の収穫でした。

あーー。幸せな時間を過ごさせて貰った。


…5年前も今と同じような事言ってんなあ。笑
頑張れよ自分!笑

ひとまずそれは置いておいて、冒頭書いた「音楽を聴いて私が何か思ったらもうそれが正解でいいんじゃないか。」という話。
質問コーナーで「ばらの花のイントロは雨の音に聴こえて…」と話し出した男子学生が物凄い熱量で。僕にとってのばらの花はこういう歌!ていうストーリーの説明みたいになっていたのですが、岸田さんが答えたのは「ばらの花のイントロはイメージからではなく、音楽として技術的な実験(=人力でいかにテクノ感が出るか)」だったということ。

この乖離がとてつもなく面白くて!私は男子学生のストーリー作ってしまう感情にとても共感した。でも産みの親はそんな事は全く考えておらず「作業的に自分たちが作った音を自由に捉えてくれるのは嬉しい。」とのこと。
この言葉、すごく救われた気がしました。

じゃあもう聴き手が自由にこれは自分の歌だ、って勝手に決めてしまってもいいんじゃないかと。音楽を聴いて楽しかったり、泣けたり、嬉しかったり…。きっとそれも一つの正しい楽しみ方だ。

シンプルに、やっぱ音楽が好きです。