死ぬ前に書きやがれ

文章を書きたい30歳会社員。音楽とお笑いが好きなので主にその話。時々、感じた別のことも。

【前編】RADIO CRAZY 2017 2日目

昨年末レディクレ2日目に行ってまいりました!

書きたいと思いながら年を跨いでしまった。(明けましておめでとうございます🐕)
脳内の記憶をなんとかかんとか引っ張り出して書いているので、なかなかな曖昧っぷりです。悪しからず…。

セットリストを拝借して記載しています。気になる方はスルー頂けると幸いです。


POLYSICS【R-STAGE 11:05〜】

R-STAGEの1発目POLYSICS
2017年に結成20周年を迎え、記念ライブや対バンツアー、9月には清水音泉主催イベントOTODAMA'17で初日ヘッドライナーを飾るなど、ファンとしてはお腹いっぱい盛り沢山な1年であったが、突如衝撃の爆弾投下。

新メンバー・ナカムラリョウ(Gt/Syn)加入。
(確か平日の午前中にさらっと発表されていた気が…!私は職場のトイレで知りました。←)

リョウさん加入後の大阪ライブは10月のPOLYONSENに続く2回目。
そのライブ以来、めちゃめちゃぞっこんです、私…。新生ポリ抜群に格好良いんすよ!


朝一のステージともあり開場頃はまばらだったフロアも、開始直前には満杯に。
SEが鳴りメンバー登場。(ポリのSEは会場名を入れてくれていたりして、毎度とてもテンションが上がる。)

1曲目に新アルバムの表題曲“That's Fantastic”を披露。これでもかと言わんばかりに溢れる音!音!ポリの魅力は人力で鳴っているのか?と疑ってしまうほどの音の多彩さとポップでキャッチーなピコピコ音だと思っている。
かと思いきや急にゴリゴリにギターが鳴るスーパー格好いいサラウンドが突如飛び出してくる。思わず飛び跳ねずにはいられない楽しさがある。
それが4人になってさらにパワーアップしている様が既に一曲目から伝わってくる幕開けだった。

ポリは歌詞に意味が無いところも特徴だが、“That's Fantastic”の「耳!ほら耳!かっぽじって良く聴けー!」という歌詞には、俺らの新しい音を聴け!ということなのかと勝手に深読みをしてしまいグッと来る。

続く2曲目“Let'sダバダバ”では、おなじみのクラップとコール&レスポンスが随所で沸き起こる。ハヤシ(Vo/Gt)も嬉しそうにステージを走り回りピースサインを決め暴れまわる。

続く新曲“Sea Foo”では「ピッチピチ!Tシャツピッチピチ!」と歌詞に合わせて自分の服を引っ張りピチピチ具合を表現するハヤシのジェスチャーに笑いが起こる場面も。
かと思いきや、“MAD MAC”ではフミ(Ba)、ハヤシ、ナカムラがステージ前方に並び、ベース・ギター・ギターと掻き鳴らす姿はまさしく圧巻。
MCでは「TOISU!TOISU!師走!師走!」という年末ならではのフレーズも飛び出し、愉快に颯爽とライブを締めくくった。

個人的に大ヒットだったのが、リョウさんがギター弾く時はバキバキのゴリゴリに掻き鳴らすのに、シンセ弾く時はピックを口に咥えて(重要)カヨさんを彷彿とさせる様な機械的な動きで淡々と演奏される姿!
なーんだその緩急は!かっけぇ!好き!笑

1.That's Fantastic
2.Let's ダバダバ
3.Crazy My Bone
4.Sea Foo
5.Digital Coffee
6.MAD MAC
7.Young OH! OH!
8.Sun Electric


★MIDNIGHT GARAGE POLYSICS公開収録
【こたつサテライトスタジオ 12:20〜】

FM802土井コマキさんの番組“MIDNIGHT GARAGE”の公開収録。
コマキさんポリとお揃いのつなぎを着てはりました。可愛いなあ。欲しい。作りはったんかなぁ…。

土井「私、今日初めて4人体制のライブを見たんですけど、ナカムラさん加入で今までのポリシックスに無いものが増えた事に気がついたんですよ。他のメンバーには勘違いして欲しくないんですが、色気がある…!ギタリストの!」
ハヤシ「なになに!?俺には無いってこと!?」
土井「いやいや!普段ステージ上で歌ったり弾いたり煽ったり忙しくされてるじゃないですか!だから色気を出す時間がない!」
フミ「凄い大人なフォローされているよ。笑」

この会話凄くうんうんでした。笑
なるほど色気な…!

ハヤシさんとリョウさんには共通点が多々あり、特撮好き、ニューウェーブ好きなどなど。
リョウさんはゴジラのサントラをキーボードで真似るところから、音楽に目覚めていったとか。

ハヤシ「特撮は厳密に言うと俺はウルトラマンで、ナカムラくんゴジラだけどね。」
フミ「どうでもいいわ。」
ちなみにバンド内で特撮の話をするのは禁止。
フミ「二人きりの時に勝手にやってくれ。」笑

またニューウェーブ好きもハヤシさんはDevo等のアメリカ系の音楽を好み、リョウさんはどちらかと言うとヨーロッパ寄りの音楽。
ハヤシ「だから一緒に音作りをしていると、今までのポリには無かった様なアレンジが出てきたりする。」

私が音楽に詳しくない為、ニューウェーブの違いというのがイマイチピンとこなかったのですが、ライブ終わりリョウさんがされていたバンドを紹介されているブログを見つけ、楽曲を聴きうおおおと感動しました。同じピコピコ音やけど全然ちゃうやんけ…!

これです。超いいですね。
It's Only Talking Heads/The Future Ratio
https://m.youtube.com/watch?v=FNAQJoqdcyM

次のツアーは各会場によりコンセプトがあり、全く違ったライブをするとのこと。
ハヤシ「ハヤシお兄さんとか、TOISU禁止とか、あとはPOLYSICS来日公演とかね。」
TOISU禁止気になる…。笑

とにかくライブ終わりにトークも聞けて嬉しかったです…!写真もOKでした。嬉しいね。


★never young beach【R-STAGE 13:15〜】

「ぴょこぴょこしながら聴くようなライブやで。」仲良しの友達が語るネバヤンライブ風景論。
私はネバヤン優しい音楽やし、ふわっとゆったり聴いて…自然の中であるフェスなんて似合いそうだなぁなんて考えていたので、あまり腑に落ちる言葉ではなかったんですが、まさしくでした。全力で裏切られます、ライブ。
CDで聴くとゆったり気分になりますが、生の音はもうゴリゴリです。思わず動き出さずにはいられない。

そんな様子が1曲目“どうでもいいけど”から早くも感じられた。満杯の人で埋め尽くされた会場の至るところで上がる手。飛び跳ねたり、揺れるというよりも踊り出してしまっているような人がどんどん増えていく。とにかく、楽しい。

ライブではおなじみのナンバーとなった、3曲目“あまり行かない喫茶店で”でその楽しい気持ちが溢れ出してどうにも止まらない気分になった。短いイントロから突如始まる「飲めない珈琲飲み干して僕は大人になった気分でいるんだ」という哀愁を帯びたような歌詞に、何気ない日常から幸せが滲み出るような情景が立て続けに歌われる。たまらなく幸せな気分になる。

“明るい未来”のイントロが流れると、会場中からわぁーっと歓声が上がった。曲が進むに連れ、会場の熱気も高まり「抱きしめた」のところで最高潮を迎え、拳を突き上げる人で溢れた。
松島(Gt)と阿南(Gt)が向き合ってギターを掻き鳴らす前で、終始屈託無い笑顔を浮かべる安倍(Vo/Gt)。
安倍は「2018年も最高ハッピーはぐはぐちゅっちゅしていこうぜ〜良いお年を〜!」と締めくくった。緩〜く言っていたにもかかわらず、安倍ちゃんが言うと本当に良い年になる気がしてたまらなかった。
終始楽しかったライブが終わった後も会場は多幸感に包まれていた。

1.どうでもいいけど
2.なんかさ
3.あまり行かない喫茶店で
4.fam fam
5.CITY LIGHT
6.SURELY
7.明るい未来
8.お別れの歌


長くなって来たので、とりあえず一旦終了!