死ぬ前に書きやがれ

文章を書きたい30歳会社員。音楽とお笑いが好きなので主にその話。時々、感じた別のことも。

2022/2/5南原清隆のつれづれ発表会

東京、中目黒キンケロ・シアターにて行われた
ウッチャンナンチャン南原清隆単独ライブ
南原清隆のつれづれ発表会』を観に行きました。

自分にとってナンチャンは幼少期からのマイヒーロー。
私の南原さんへの想いは、過去長々と書いておりますので、よろしければこちらもどうぞ。

▼好きな芸能人はウッチャンナンチャンです。
https://barunba.hatenablog.com/entry/2018/06/17/210207


南原さんを生で拝見できる日が来るなんて
思ってもみなかった。
ブラビのよみうりランドでのラストライブ、
ウリナリ最終回イベントでの東京国際フォーラム
小さい頃、親に連れて行ってとせがんだけれど、東京に行くなんて無理でして。

私、自分で稼いでナンチャンに会いに行けるようになったわ。と、なんだか勝手にストーリーが出来上がり、神妙な気持ちで向かいました。

中目黒キンケロ・シアター
初めて行く劇場で、中目黒にも初めて上陸。
中目黒、素敵な街やったー。
駅前は活気があって、少し歩いたら
美味しそうなご飯屋さんが沢山あって
川沿いは静かでおしゃれで。
急にAesopが川沿いに
ぼんっと現れたのにはびっくりした。

そんな感じで、てくてく歩いていくと
中目黒キンケロ・シアターに到着。
看板の字体が素敵でした。
俳優の愛川欽也さんが建てられた劇場らしいです。
愛川欽也さんの愛称“キンキン”と
妻・うつみ宮土理さんの愛称“ケロンパ”を
合わせてキンケロ・シアター

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会場に入ると二度の消毒に、導線は一方通行、席の両端にはビニールの仕切りがあり
感染対策もしっかり。
さらに対策を重ねるために
元々とれていた座席からは
1列後ろに変更ということで
どうだろうと思ってましたが
なんじゃ。このいい席は…

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舞台近い。ほぼ正面。
え?ほんまにナンチャンこの距離で観れるの…?やっばー。
会場内BGMはNiziUや星野源、藤井風など。
ナンチャンもこの辺りの音楽聴くんかなと
思いながら開演を待ちました。
震えていました、緊張でちょっとね。


そして18時に開演。
緞帳がゆっくり上がり…
南原清隆登場!!!!
ほんまにナンチャンて実在するんか!!!!

ギターをかき鳴らしながら登場した南原さん。
舞台には同じくギターを鳴らす
ゲストのギター奏者、瀧澤克成さん。
南原さん作曲のオリジナルソングを披露。

舞台上にはスクリーンがあり
曲にのせて、南原さんからの挨拶が文字で流れました。
「急にギターセッションなんてびっくりですよね。実はめちゃくちゃ必死です」


南原「この歌は実話なんですよ」
ある楽器屋で今弾いているギターと出会った時の曲を弾き終わり、話し始めた南原さん。

まずはこのライブの主旨説明から。
コロナ禍の自粛で始めたギター。
そして話したいトークに、やりたいネタ。
そんな色々なしたいことを皆様に披露する発表会みたいな場、というライブ。

南原「関西の方だと言いますよね。
“ツレ”という言葉。友達という意味です。
今日は皆さん僕の“ツレ”になった気持ちで
暖かく見守って貰えたら」

ギターの瀧澤克成さんは
ギタリスト、シンガーソングライターである一方、ギター講師の一面もあり
YouTubeにてギターレッスン動画を配信。
南原さんがギターを自主的に練習しようと
瀧澤さんの動画を観た縁で今回出演が決まったそう。

瀧澤さんの動画を観ていた南原さん。
ある日『ヒルナンデス!』にゲスト出演が決まり初めて瀧澤さんとご対面。

南原・瀧澤「うわあああああ、本物だあ!!!!」

お互いがお互いに対してそう思い始まった関係だそうです。


そんな話から続く曲『ナカメグロワルツ』

中目黒という街が好き。という想いが詰まった
これまた南原さんのオリジナルソング。
今回は舞台上のセットも
目黒川、代官山のビル街、おでん、スタバ等
中目黒をイメージして作られたそうです。

南原「中目黒駅前のスタバ。
道に面している側の席ってなんでいつもオシャレな人が座っているんでしょうね。
選ばれた人のみが座れる席。
僕は座れない。無理です」


そして続いてトークコーナーへ。
題して『ナンチャンの頭の中』

スクリーンに映る10個程度の題材から
南原さんが数個選び、トークを披露。

ある日、足の爪が割れて
強力接着剤を使いながら補強しようとした話。
ヒルナンデス!』で共演している
滝菜月アナウンサーの話。
マセキ芸能の若手ライブに出演した話。
ヒルナンデス!』のCM中に
オードリー若林さんとした会話を
若林さんが「南原さん聴いてねえから」と
オールナイトニッポンで話しているのを
実はめちゃくちゃ聴いている話、等…

その中でも相方のウッチャンの話には
ゲラゲラ笑ってしまいました。
年に数回しか会わなくなってしまった相方。
久しぶりに会う貴重な時は
楽しく会話を弾ませたい南原さんに対し
するすると会話をすり抜けていく内村さん。

南原「…おうっ!」

内村「…おう」

内村さんとの会話は
将棋を指している気分になる、と南原さん。
将棋で徐々に攻めていくように
なんとか食いつきそうな話題を
色々と考える南原さん。

南原「息子さん学校どう?
担任の先生、今誰なの?」

内村「……担任、知らねえ。じゃっ」

南原「待って!ウッチャン!」

相方さん目線の内村さんエピソード
めちゃくちゃ面白かった。

そして、朝ドラ『カムカムエブリバディ』に
ハマりまくりの南原さん。
お気に入りの深津絵里さん、オダギリジョーさんのワンシーンを熱を込めて全力再現したのちに、カムカムエブリバディ主題歌『アルデバラン』のカバーを披露。

これまでの朝ドラ主題歌と違って
明るいだけじゃなくて、少し切ない感じがするのが好き、と南原さん。
これまでの朝ドラ主題歌は、と言いながら
星野源の『アイデア』を一瞬口ずさまれてたのにも、めちゃくちゃテンション上がりました。

そして一旦会場は換気タイム。
もし皆さんも立てたら一緒にやりましょう!と
南原さんレクチャーの下、観客全員立ち上がり突如の肩こり・腰痛解消ストレッチ。

ストレッチ中、南原さんの全身がよく見えたんですけど、昔からずっとスタイル良すぎませんか…?
一瞬ちらっと見えたお腹が、引き締まりすぎていてびっくりしました。健康ヲタクな一面が、身体にしっかり反映されていて、やっぱりストイックな方なんだろうなと思ったり。


その後、ジャケットをしっかり羽織り
漫才に挑戦します!と南原さん。
1人漫才、コンビ名”ナンチャンナンチャン”
M-1の出囃子に合わせてセンターマイク前に登場。

漫才のボケ、ツッコミという役割は、職業を固定しすぎていて、今の時代に合っていない。
じゃあ今の時代に合わせる呼び方は?
ボケ=クリエイター
ツッコミ=セラピストとして
繰り広げられる漫才、面白かったです。


そしてまた最後のブロックでは
ギターを手にオリジナルソングを披露。

カニが出るまで10秒前」という
特別カンペを『ヒルナンデス!』で出して貰って、カニの映像が流れる間は目を瞑っている程、カニがトラウマ級に苦手なことを歌った『tiger and horse』

そしてあのブラックビスケッツの大ヒットソング『タイミング』のセルフカバーには、客席から大きなクラップが湧き起こりました。

瀧澤さんの天山ツノもよく似合っていた。
いや、しかし『タイミング』は
今の時代にもぴったりというか
この世の中で生きていく応援歌に聴こえすぎて泣きそうになった。


南原「また春頃、中目黒でお会いできたら!」
そんな南原さんの言葉をもって終演。
南原さんの“ツレ”として”連れ立った”ライブでした。



…うわあああ、ナンチャン観てしまった。
1日経ってからでも余韻がまだすごい。
嬉しいですね、小さい頃からのテレビスターが
今でもこうしてライブを精力的にしてくれているなんて。
なにより南原さんの「何が何でもお客さんを楽しませたい!」という想いが伝わるサービス精神旺盛な姿は、昔、テレビで憧れた南原さんそのもので、本当に夢見心地な気分でした。

いやー、本当に嬉しかったなあ。
次また中目黒まで観に行けるように
私も生活を頑張らねば。

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