死ぬ前に書きやがれ

27歳一般OLが書きたいことを書くブログ

仕事とお金

お金。
…好きですか?笑

お金、あったら充実。あったら嬉しい。あったら幸せ。あったら満足?無いより絶対良いん、かな。


お金。
仕事をして、稼いだら手に入る。当たり前といえば当たり前。しかし一時、仕事をしてお金を稼ぐことが卑しいというか。駄目なことをしているように感じてしまっていた時期がありました。



かつて私はお客様と商談をして、商品を売る個人相手の営業をしていました。そんな中上司に「追加注文を貰えるように言い回しを工夫してみたら」とアドバイスをされた事がありました。

試しにしてみると、あれよあれよと受注が重なりびっくりしました。でも上手に喜べなかったんですよね。
「え?ほんまにこの商品要る?私の誘導で不必要なもの買わせてしまったんちゃうかな?」

お客様が要らないものを、売りつけてしまった…という気分でした。もちろん営業としては褒めて頂けました。会社に対してもいい事ではある。でも個人的には駄目な事をしている気分。

トップ営業マンが言うには
“売上をあげることはゲーム感覚”

どんどん受注をあげてやろう。
その為にはこんな言い回し、こんな誘導をしてみよう。その策が見事はまれば快感にもなる。
その域に行けば楽しいんやろなと思いつつも、結局辿り着けず。
なんか悪いことしてお金稼いでる気がする。原因はそれだけではなかったんですが、営業の仕事を離れることにしました。

思えば、お年玉とかも貰ったら「いやいやいや…」と遠慮するタイプでした。
お話して、初対面でもなんとなく人となりがお互い伝わって、その方からお金を対面した状態で貰う。尚更申し訳ない気持ちが沸々とわいてしまいました。



今は転職して、営業事務の仕事をしています。
事務職ですが、前職と同じで自分の顧客を抱えていて、売上に関する業務をしています。しかし前職と違い今は対法人。

直接対面したり、生身のお金を手にしたりしている訳ではないので、前の様な意識は無いものの、数千万の請求書を手にすると、ひえーっとなることもある。
お金、動いてんなあ…回ってんなあ…こんな数千万も回させて貰うほど、ちゃんと出来てんのか、私…



そんな意識の中、先日仕事とお金について聴いた言葉で、がつんと衝撃を受けた言葉がある。


“仕事の対価としてお金を貰う。対価を求めないものは趣味と同じ”


仕事をしてお金を得ることを、何となく卑しいとしてしまっていた所に、お金を貰わないと仕事にならないという、真逆の方程式が出てきた。
そしてその言葉を聞いて気付いてしまった。
「仕事をしてお金貰うの卑しいと感じるのは、お金を貰い自分の仕事に責任を持つ事から、無意識に逃げていたな」と感じました。

また以前、仕事であるのに給料を求めようとしなかった事を「対価を貰わないのは君も雇い主も誰も得しない」と、はっきり言って貰えたこともありました。

今までの考え方が恥ずかしくなり、仕事中しんどくなったり、嫌だなと思った時には「この仕事で対価を貰ってるねんから頑張ろう」と最近は奮い立たせる様になりました。成長っす。




もう一つ。
別の仕事とお金に関する言葉をネット上で目にして、同じくがつんとやられたものがある。


“対価以上の仕事はしないという硬い意志を持つ”

おお…おおおおお!
これ言えそうで、なかなか言えないよ。



私が所属する営業部署には、ざくっと分けて3種類の職種の人がいます。
管理職>営業>営業事務。不等号の向きは簡単に言うと、役職順+お給料順です。

しかし意外とこの方向に、仕事内容は上手くならないこともあって。
営業事務なので、担当の営業さんがいるのですが、これ貴方の仕事?私の仕事?どこまで?どんだけ?ほんまに?マジか。

お互いの仕事の線引きに悪戦苦闘する日々です。



結構前の話なのですが、営業を辞めて今の会社に入ってすぐの頃。
当時の営業さんが四苦八苦、仕事が回らなくなってきた頃に元・上司に言われた一言。

「君は元営業だし、恐らく出来るからお客さんからの依頼の窓口は今後全て営業ではなく君宛にします。仕事を円滑に回す為だと思って堪えてくれ」

営業から離れて事務になったのにな…でも言われたからにはしないといけないのか?仕事やから?と悶々としたところ、事務職の先輩に相談すると、先輩が代わりに怒ってくれた。
その後なんやかんやで、結局私が窓口案は流れました。

それまではがむしゃらに言われた事はありがたく任せられたお仕事として精を出すのか美徳だと思っていたのですが、今の会社に来て「自分の責務としての仕事はきちんと。それ以外のものは担当の方の所へ渡す」ということを、実践されている方が沢山いて。

実際働き始めて3年経ちますが、最近は他部署や人に仕事を上手に割り振ってる人が格好よく見え、昔は正しいと思っていた自分で何でも抱えてがむしゃらに働いている人は非効率に思えてきたりもしています。
人にこの仕事してくださいって振るのって、結構勇気要るんだよ…!それを怠けていたら何にも得しないなと感じている。



みんな人やから根底は当たり前に楽したい。サボりたい。
でも職種別に与えられるお金で区分されていると、必然的に責務も区分。
役職名であなたは営業だから客先に謝りに行ってね。あなたは事務だからこの面倒なデータを作ってね、なんて言われたら「誰がするかー!」となりますが、与えられた対価に、与えられた責務を果たすのは当然だ。働いた分、お金を貰うってほんまに大事やなと気付きました。




しかし「こんだけしかお金貰っていないから、ここまでしかしねーわ」ていう態度は好きではない。
と、思ったりもするが、業務量の線引きなんて、あくまでも中にいる者の暗黙の了解だったり、一般論なんて言うても人によって考えが違ったりもするし…もう、むずかしーわ!なんやねん!
そもそも「え?そんな働いてるのに薄給なんすか…」みたいな事もよく思うし、お金でなくて、やり甲斐や、情熱を元にして働いている人だっている。

私が今、システマチックに業務が細分化されている会社にいるから仕事の線引きについて悶々と考えてしまっているだけで、少人数で回していたり、はたまた個人で働いている方が、そんなんつべこべ言わず仕事をがつっと取りに行ってこなしている姿なんかも目の当たりにすると「かっけぇ…」と憧れてしまったりもする。

むずいな。仕事。
お金、人間関係、環境、仕事内容。
どれか一つでも満足いくものがあったら、それだけで頑張れたりもするし。冷静に考えたら仕事への愚痴は、お酒飲む良いアテになることも考えたら、悪くないんかなとも思ったり。


色々答えが出ない事が、仕事中は悶々、悶々。頭の中を死ぬほど渦巻く。考える。

しかしそんなモヤモヤや悶々も、一歩扉を出れば、意外とスッと浄化され「カレー食べたい…」なんて平和な願望がふわっと生まれて来たり。

不思議な場所だ。会社って。
難しいな、仕事って。